TR4172

今回あこがれの、TR4172をゲットしました。

 

フィルタのGROUP DELAYの特性を図りたくて

かなり無理をしてゲットしました。

 

しかしスペアナも3台目となると置場所にかなり苦労しましたが何とか押し込みました。

(床が抜けなければいいですが・・)

 

今回入手したものは、一応動作に問題は無いということでした。

 

到着したものを、チェックすると確かに動作はしているようですがよくある話でSWが硬くなっていて押せば切り替わりますが戻りはありません。

 

時々「5」のSWが押しっぱなしになり555555というようになります。

 

 

そこでヤフオクで、TR4131用ということで出品されているSWを落札して交換することにしました。

 

左側が、元々ついていたSWです。

 

右側が今回入手したSWです。

 

元のは、TOKO製

今回のは、ALPS製です。

 

今回入手したものは、純正ではないようですがこれように作ったのか不明ですがオリジナルに比べれば少し作りが雑なようです。

 

ボタンを差し込むところも少し太いようで力を入れてはめ込むと取れなくなります。無理に取ろうとするとSW自体が壊れそうです。

 

そこで少しヤスリで削って調整しました。

 

 

パネル自体は、上下の蓋をはずさなくてもネジを隠すための化粧パネルを外すと簡単に取り出せました。

 

取り外したディスプレイ部のパネルアセンブリです。

 

 

 

RF部のパネルです。

 

 

ディスプレイ部のパネルアセンブリを表から見たところです。

 

ボタンが埃まみれです。この際ですから、掃除もすることにします。

 

 

 

古いSWを取り外すとき気をつけなくてはいけないのは

LEDの付いたSWです。

 

このLEDを先に取っておかないとうまくはずせません。

 

 

 

すべてのSWを交換したあとの様子です。

 

 

掃除しておいた、SWを付けて終了です。

 

ここまで半日がかりでした。

 

 

取り外した、劣化したSWを分解してみました。

 

右下の黒い丸いものがその上の柄の下の丸い部分に入っていました。

 

元々はこの部分が弾力があってPUSH感をだしているものと思われますが経年変化で硬くなっているようです。

 

よく使われるであろうSWも、あまりつかわれないだろうと思われるSWも同様に硬くなっていましたので使用することによる劣化ではなく材質に起因するものではと思われます。

 

そのことからSWを交換する場合はすべて交換したほうが無難なようです。

 

 

 

早速、RBW=400KHzのフィルタの群遅延特性を見てみました。

 

肩がなだらかになっていたので、いいかなとは思っていましたが何とか使えそうです。

 

まだ全部の機能は試していませんが、ざっと使って見た感じでは、ほぼ使えそうで一安心です。

 

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