デ・カップリング

あまり深く考えずに適当に使っていました。

今回、再認識の為に特性を見ておくことにします。

 

いずれの実験も、TGレベルは−10dbmです。

 

普通使われているのは、左図のようなものだと思います。

 

 

まず、抵抗を使ったものです。

 

 R=100Ω

 C=0.01uF

 

 

 R=100Ω

 C=0.001uF

 

当然使うCによって効果のある周波数帯域が違ってきます。

0.01u を使った場合は3.5MHz−70MHz(2MHz−140MHz)

0.001u を使った場合は35MHz−120MHz(20MHz−200MHz)

あたりが最適な感じですが、( )内では使えそうです。

 

次に、抵抗の変わりにインダクタを使った場合です。

 

 L=10uH

  C=0.01uF

 

 

L=10uH

  C=0.001uF

 

 

L=10uH

  C=100pF

 

こちらの場合は、VHF−UHFでは問題なさそうです。

 

規格不明のものです。

 

これを使って

C=0.1uF

でみてみました。

 

下に特性がありますが

HF以下ではすばらしい特性です。

 

 

 

 

ついでに、市販されている

ノイズフィルタ

貫通コンデンサ

も見てみます。

 

 

 

ノイズフィルタA

 

222M

 

規格不明ジャンク品

 

 

ノイズフィルタB

 

223

 

規格不明ジャンク品

 

 

貫通コンデンサA

 

規格不明ジャンク品

 

 

貫通コンデンサB

 

規格不明ジャンク品

 

どちらにしても、容量によって使える周波数が違います。

適材適所で使えばよさそうです。

 

 

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