UHF−TRX 

 

144M・430M・1200Mの3BANDのSSB・FMトランシーバを作ろうというプロジェクトです。

きっかけは、ヤフオクで写真のようなアルミのシールドBOXを入手したことです。

 

詳しい製作内容は「Blog作作自作」をご覧ください。

 

 

 

JRCの機器からの取り外し品のようで美味しい部品も

たっぷり付いていました。

 

このBOXと、以前同じくヤフオクで入手していたアンリツの誤り率測定器のケースを使って作ろうというものです。

 

2個で送料込みで約3Kでの入手でした。

 

 

制御-UNIT

 

回路図

 

Atmega644Pを使ってAD9850をコントロールしています。

AD9850で12MHz台を発信させて、1stLOのADF4117のレファレンスとして使用してAD9850の発信周波数を変化させることで結果的にADF4117でPLLを掛けるVCOを変化させるという計画です。

 

ADF9850を動かすクロックには131MHz台のVCXOを使いこれに昔秋月で売っていた12.8MHzのXOでPLLを掛けて安定動作させています。

このPLLにはアナデバのADF4001を使っています。

 

 

 

1stLO-UNIT

 

回路図

 

1200M用のVCOはMQC309-1016を改造して1232Mを発振させています。

430M用のVCOは、TRに2SC2407を使ったコルピッツ発振回路を使いました。この回路の再現性(位相ノイズ)に関してはひどいものでありません。

 

144M用のVCOはJR1PWZ清水さんがHPに掲載されている回路を参考にして作りました。

 

 

RF-UNIT

 

回路図

 

BANDSWとして、JRCの基盤から外したSW-239を使いました。

 

1200M・430Mともに2SC3355を使っています。

同調回路は、プリント基板をカットしてエレメント代わりに使いました。

少しゲインが足りないようなのでMMICを使ってゲインを稼いでいます。

 

144M用も2SC3355を使っています。

 

MIXにはモトローラのMC13143を使っています。

 

 

2ndLO-UNIT

 

回路図

 

1stIFは64MHzとして64Mの水晶でラダーフィルタを作っています。

BW=8KHzと少し狭いのでLCを使ったものに交換も検討します。

 

2ndIFは、10.7MですがSSB用とFM用で少しXFの中心周波数が違うのでAD9850を使って切り替えています。

 

MIXにはミニサーキットのTUF-1を使っていました。

 

 

 

IF-UNIT

 

回路図

 

SSB用のフィルタは10.695Mの水晶を使っています。(BW=2.7K SF=1.66)

FM用のフィルタは、10M15Aを2個使っています。(BW=15K)

 

SSB用のIFにはTA7124PをFM用にはMC3357を使っています。

MC3357のスケルチ回路は上手くいかなかったので外部回路を組みました。

 

 

 

AF−UNIT

 

回路図

 

この中には、FM変調、SSB変調、SSB復調、変復調用LO、MICAMP

が入っています。

 

FM変調はADF4001を使ってPLLを構成してそこにFM変調を掛けました。

SSB変調は、TA7320Pを使いました。

MICAMPはTA2001Sを使っています。

 

 

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